COLUMN
【連載】300年後の地球が砂漠だった日のこと
瞑想の中で、300年後の地球をイメージしたことがあります。そこには、誰もいませんでした。
この記事の要点
- 瞑想の中で見た300年後の地球は、砂漠だった
- 残したいのは名前や功績ではなく、次の世代が感謝できる価値
- 会社は、100年先への橋になる
瞑想の中で見た、300年後の地球
瞑想の中で、100年先、200年先、300年先の地球をイメージしたことがあります。未来を想像する、というより、見に行く感覚でした。
100年先は、まだ見えました。200年先は、少し霞んでいました。300年先は、はっきり見えました。そこにあったのは、砂漠でした。誰もいない。何もない。
自分たちが生きてきた証が、どこにもない。そのことが、本当に残念でした。怒りでも、恐怖でもなく、残念という感情でした。私は、それではいけないと思いました。300年後も、青い地球で、人々や生きとし生けるものが、豊かに笑顔で生きている。そんな世界を子孫に残したい。
会社は、100年先への橋になる
これは、環境の話だけではありません。会社を続けることも、家業をつなぐことも、同じ根を持っています。今の自分たちが、次の世代に何を渡すのかという話です。
会社は、今の経営者のものだけではありません。創業者の志、働いてきた人の時間、お客さまの信頼、地域との関係。それが積み重なったものが会社です。だから、目の前の1年だけで判断すると、その積み重ねを切ってしまうことがあります。
10年先、100年先から見て、今の判断はどうか。それを考えるのが、経営者の仕事だと思っています。速さや成長率は目的ではなく、結果です。
100年先の「ありがとう」
レガシーという言葉は、伝わりにくいことがあります。社名を残すことでも、創業者の名前を残すことでもないからです。
志、技術、文化、人材、地域への貢献。それが受け継がれ、100年後の人たちから「あの人と、あの会社があったから、今の私たちがある」と感謝されること。それが、私の考える企業のレガシーです。
会社の形、商品、経営者が変わっても構いません。人々の暮らしや地域を豊かにした価値と記憶が残り、未来の子孫がご先祖に「ありがとう」と言える。成長を、100年先の「ありがとう」へ。それが、私が支援の先に置いている景色です。
よくあるご質問
「レガシー」とは、何を残すことですか?
志・技術・文化・人材、そして地域への貢献が受け継がれ、100年後の人たちが「あの会社があったから今がある」と感謝することです。
なぜ、100年先を考える必要があるのですか?
目の前の1年だけで判断すると、創業者や社員が積み重ねたものを切ってしまうことがあります。未来から逆算すると、今の選択が変わります。
環境の話と経営は、関係ありますか?
会社を続けることも、家業をつなぐことも、次の世代に何を渡すのかという同じ根を持っています。
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