COLUMN
【連載】「人の可能性は無限大」 ── 引きこもりの兄弟から学んだこと
私の標語は3つあります。その中で一番大切な「人の可能性は無限大」は、身近な人から教わった言葉です。
この記事の要点
- 標語は3つ。「人の可能性は無限大」「越えられない山はない」「人生はあなたが主人公」
- 可能性は測るものではなく、信じる姿勢
- 会社の可能性は、そこに関わる人の可能性がつくる
3つの標語と、引きこもりの兄弟
私には、昔から大切にしている3つの言葉があります。「人の可能性は無限大」「越えられない山はない」「人生はあなたが主人公」。
このうち、一番最初に生まれたのが「人の可能性は無限大」です。きれいな言葉を作ったわけではありません。ある家族の姿から、自然に生まれた言葉です。
私の兄弟に、外との関係をなるべく取らずに、家にこもって暮らしている人がいます。できない、できないと思って、自分を閉じているように見えました。でも、私は知っていました。その人はとても優しくて、本当に優秀です。ただ、それを出す場所と機会がなかっただけです。
可能性は、根拠ではなく姿勢
可能性というと、能力や才能のように聞こえます。けれど、私が言っているのは、そういう測れるものではありません。どんな状況の人にも、まだ発揮されていない力がある。それを、こちらが信じているかどうかで、関わり方が変わります。
信じていなければ、できる範囲の仕事しか頼みません。信じていれば、任せ、待ち、一緒に考える。
「可能性を信じる」と言うと、根拠はあるのかと聞かれます。根拠はありません。根拠を待っていたら、信じることはできません。可能性を信じるのは、判断ではなく姿勢です。その姿勢が、任せる、待つ、もう一度話す、という行動になります。そして、その行動が人の力を引き出します。
会社の可能性は、人の可能性がつくる
会社の可能性は、そこに関わる人の可能性が作っています。設備でも、資金でも、立地でもありません。最終的には、人がどう動くかです。
だから私は、会社を見るときに、数字と同じくらい、そこにいる人を見ます。今の数字がすべてではなく、これから数字を作る人がいるかどうか。
教育研修の仕事でも、同じことを大切にしています。一度の研修で終わらせず、役割と任せる範囲を変える。人の可能性は、機会と役割で開くのだと思っています。
よくあるご質問
「できない」と見える社員の力を引き出すには?
できない理由ではなく、実現する道を探し、任せて待つことです。こちらが信じているかどうかで、関わり方が変わります。
研修をしても、現場に定着しません。
一度の研修で終わらせず、役割と任せる範囲を変えることです。人の可能性は、機会と役割で開きます。
「人生はあなたが主人公」とは、どういう意味ですか?
経営者も、後継者も、社員も、自分の人生の主人公です。周囲は答えを押しつけず、本人が選べる舞台を整えます。
人と組織の可能性を引き出す支援は、教育研修サービスで行っています。
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